HDR(明るさバランス自動補正)

人間の目の網膜モデルにもとづいた補正アルゴリズム

照明の変化が大きい、逆光が強いなどの状況で撮影された画像や映像の明るさを適応的に補正するIPです。従来のトーンカーブ補正では、画面に対して一様に 処理を行うため、上記状況では適正な補正を行うことができませんでしたが、本手法では人間の目の網膜と皮質モデルにもとづいた補正アルゴリズムにより、照明の暗い領域を明るく、照明の十分な領域はそのまま、といった適応的なダイナミックレンジの補正を行うことができます。

 

  • Before-HDR補正例
    After-HDR補正例
    元画像 HDR補正例 補正後

 

動画像サンプル

特長

  • 人間の目の網膜と皮質のモデル(Retinex理論)にもとづいた、輝度補正アルゴリズムを採用
  • 理論を忠実に実現すると、画素数Nの場合O(N3)~ O(N4)の処理量が必要となるが、アルゴリズムの近似とハードウエア向けの最適化を行い、処理量を飛躍的に削減
  • フルHD(1080p 60fps)、4K動画像のリアルタイム処理に対応
  • 少ない内部メモリで動作(解像度1280×1024で約80Kbit、1920×1080で約120Kbit)
  • YUV、RGB両対応(8/10ビット)
  • 低遅延
  • 補正強度、ゲインテーブルを調整可能
  • Altera(Avalon-STによるVIP Suite接続に対応)、Xilinx FPGAに対応
  • 明るい被写体の周辺に発生するシャドーを低減
  • GPU Computingに最適化されたソフトウェア版のソリューション(OpenCLによる実装)も提供可能(モバイル/デスクトップ用GPUに対応)

明るい被写体の周辺に発生するシャドーの低減

適応的な諧調補正に良く見られる、十分に明るい被写体の周辺に発生するシャドーを抑制する機能を搭載しています。

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処理例

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トーンカーブ補正との比較

画像全体に対して同じトーンカーブを適用する従来のトーンカーブ補正と異なり、照明が十分な領域はそのままで、暗い領域のみを明るく補正します。

 

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提供形態

  • 静止画像処理用ソフトウエア
  • Webカメラ向けリアルタイム動画像処理ソフトウエア
  • リアルタイム動画像処理用ハードウェアIP